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水虫の感染経路を断ち、しっかり予防

足の裏や指の間に痒みが出る、皮膚がジュクジュクとただれるという症状を聞いて、「水虫」を思い浮かべる人も多いでしょう。
水虫は感染者数が多い皮膚病で、4人に1人は発症するというデータもあるほどです。
国民病とも言える水虫ですが、どのような感染経路があるのか事前にチェックしておけば、予防できるかもしれません。

水虫はカビの1種、白癬菌という菌に感染することで発症します。
予防するには菌がどこで感染しやすいのか、感染経路を知っておくことが重要です。
感染経路として特に注意したいのが、不特定多数の人が利用する施設です。
銭湯やプール、サウナなどが該当します。

このような施設は裸足で利用するため、床やマットなどに白癬菌が付着しやすいと言われています。
銭湯であればマット、プールならプールサイドは特に注意が必要です。
不特定多数の人が利用する施設に置かれているマットには、ほぼ100%の確率で白癬菌が付着しているという研究者もいます。
この他に飲食店のトイレに置いてある、スリッパが感染経路となるケースもあるようです。

白癬菌はカビの1種なので銭湯やプールなど、湿気が多い場所だと活性化しやすく、感染するリスクも高まるようです。
温泉やスパに出かける機会がある場合は、できるだけ他の人と足ふきマットやスリッパを共用しないよう、自分のものを持参すると良いでしょう。

ただ、銭湯やプールに出かけたからといって、必ず感染する訳ではありません。
もし、足の裏の皮膚に白癬菌が付着してしまったとしても、洗い流せば予防することが可能です。
白癬菌は皮膚についてから、約24時間程度で角質層に入り込み感染すると考えられています。

ですので銭湯やプールといった多くの人が裸足で利用する施設に行った場合は、帰宅してすぐに足を洗えば予防できます。
このとき、洗い残しがあると感染してしまうリスクが高まるため、指の間1本1本、丁寧に洗い流すことをおすすめします。

水虫を人に移さない為にできること

もし、水虫を発症してしまった場合、家族など他の人に移さないようにしたいものです。
特に家族間で感染してしまうケースが多いので、家の中での対策はしっかり行いましょう。
水虫は白癬菌というカビの1種が、皮膚の角質層に感染することで起こります。

肌の代謝によって剥がれ落ちた角質には、白癬菌が含まれており、この角質に触れてしまうと感染してしまうリスクがアップします。
例えば水虫患者が履いたスリッパを、他の家族が履いてしまうと白癬菌が付着し感染してしまう危険性が高いです。
家族間でスリッパを共用することはせず、必ず別のものを履くようにしましょう。

スリッパだけでなく共用を避けたいものとして、バスマットも挙げられます。
白癬菌はカビの仲間ですので高温多湿を好み、この環境が整った場所だと活発に活動します。
バスマットは塗れて湿度も高く、白癬菌が活動しやすい環境です。
水虫患者が使ったバスマットにも、白癬菌がほぼ100%の確率で存在すると言われているため、共用すると移ってしまうかもしれません。
バスマットも他の家族と一緒に使わないよう注意が必要です。

フローリングやカーペットなどにも、菌が付着している恐れがあるので掃除も徹底的に行いましょう。
洗えるものは洗う、洗えないカーペットは天日干しするだけでも菌対策に繋がります。
そして何より、他の人に移さないためにできることは「速やかに水虫治療を受ける」ということです。

水虫は治療をしないと治りません。
何となく病院に行くのが恥ずかしい・・などの理由から、治療を先延ばししてしまうと、症状が悪化するばかりか人に移してしまう可能性も高まります。
ですので、水虫かな?と思ったら早めに病院を受診するようにしましょう。